少し凹んでいましたが一転して希望の持てるニュースが入ってきました。コロナの陽性判定によりWBC世界バンタム級王座決定戦の出場辞退を表明していたノニト・ドネア選手が後の検査で陰性が発覚したため世界戦出場を望んでいるという知らせ。
ニュース記事が最初に出たのは12日(土)の朝だったと思います。それを見た瞬間は「おぉ!」と凄く驚き嬉しい気持ちになりました。これでロドリゲス選手VSドネア選手の試合が見れるかもしれない!と。よくよく考えてみればPCR検査は精度が100%じゃないので偽陽性がでることもありますよね。でも大事な世界戦なのでそういうことも考慮したうえで複数回の検査を当然のように行っていると考えていました。違ったのかな?検査キットの無駄遣いを極力抑えるためとか?ただ今回のPCR検査に関して少し不可解な点があるようです。
陽性判定が出た後にドネア選手陣営は再度検査をしての確認を求めた、とあります。当然ですね。苦しい体作りを頑張ってきたのに一度の検査でその努力を無駄にされたらたまったものではないでしょう。体調が悪いなど何かしらの自覚症状でもなければ簡単には受け入れられませんよね。しかし検査の監視を担当した「Baker Street Health」からは再検査を拒否されたという話です。不可解ですね。検査キットがそこまで不足しているというのならわからなくもないですが…実際にドネア選手はその後に自腹で同じ内容の検査を二度受けているわけですから。しかも二度とも陰性。なにかしらの陰謀論が頭をよぎってしまっても致し方ない状況に思えます。さらに疑念に追い打ちをかけるのが以下のドネア選手のツイート内容。
『Quest(臨床研究所)』が間違いを犯すはずがないと思っている人もいるかもしれないので念のため:採血は目撃者と監視証明のもと、12月5日午前11時に行いました。結果には12月4日午後3時に採血したものだと書かれていました。私の採血をした時、どうやって日付を遡るんですか?
(引用: THE ANSWER)
採決日時の記録がズレ過ぎですね…。しかも時間をさかのぼる形で。時差的な勘違いにしてもズレ過ぎかな。これで疑念を抱かないひとの方が少ないと思います。ただの検体の取り違えミスという可能性もあるのですが、再検査を拒否したという事実がここに絡んでくると怪しさが拭えない。でもそんなことをして誰が得をするんだ?という思いもあるのですよね。ドネア選手が辞退となってはロドリゲス選手陣営も試合がタイトル戦になるか不透明になってしまうので喜べる状況ではないでしょうし。誰かに得があるとしたらドネア選手が辞退になった場合にロドリゲス選手と対戦することになるレイマート・ガバリョ選手陣営。でもなぁ…ロドリゲスVSガバリョとなってもタイトル戦になるか微妙なのに変な小細工はしないでしょう。そもそも一選手陣営に小細工できるのかも疑問ですし。陰謀があったとするならば誰か特定の選手を勝たせたいだとかいう運営側の暗い考えが一番あり得そうな話か。まぁ結局のところただの手違いだとは思いますが。
ドネア選手は現在も試合出場を諦めずにトレーニングを続けているようです。正直これなら試合出場を拒否する理由が大会運営側にはないと思います。そうすれば魅力的な試合が一試合多くなるわけですから。これでドネア選手の試合が認められない場合は…ちょっと怪しい。
あぁ~ダメだったかぁ。そんなにコロコロとカードを組み替えられないという事情もあったのかもしれませんが…。でも検体がすり替わっていた可能性があることに対する説明責任だけはしっかり果たして欲しいところです。それがないとドネア選手のファンは納得できないと思います。なによりドネア選手本人が一番納得できないでしょう。
試合の判定まで胡散臭いものになりましたね。ひとによってジャッジのポイントが違ってくることもあるのでしょうけれど…多くの人間が驚愕するようなジャッジを下すのはいかがなものか。ちょっとロドリゲス選手が可哀そうすぎますね。頑張れ!ロドリゲス選手!応援してるぞ!ボクシングも機械的に採点できるような仕組みがあればいいのに。まぁサッカーのVARのように微妙な使われ方をしては意味がないでしょうけど。
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