先日の日曜日に妹が彼氏を連れて両親に挨拶にきていました。前日の夜に母親が妹と電話で話をしている内容が少し聞こえていたので、心の準備はバッチリで焦らずにすみました。まぁ僕が何をするわけでもないのですが。

来客中は息を潜めて気配を断っていました。妹が彼氏に実の兄がひきこもりであることを打ち明けているのかどうかは知りませんが、人生の一大イベントを僕の生活音で汚すこともないでしょう。…僕が存在を知られたくないだけだったりしますが。ちなみに姉はすでに旦那らしきひとがおり子供もいるわけですが、両親に挨拶に来るというイベントはありませんでした。もしかしたら僕の父親は姉の旦那さんらしきひとに会ったことがないのかもしれない。母親は会ったことがあるようですが、僕がひきこもっているせいか家に来たことがないのですよね。いや…家の前まで姉と甥っ子を迎えに車で来たことは何度もありましたか。ただ姉の名字が変わっていない時点で籍を入れているのかが疑わしい…。その辺が気になって少し心配ではあるものの聞いたりしないので謎のままです。

そういうわけで僕の父親にしても姉のときに経験できなかった大事なイベントだったのでしょう(もしかしたら外で挨拶をすませたのかもしれませんが…)。何年か前にも妹が彼氏を連れて紹介に来たことはあったようですが、今回は妹の年齢的にも結婚の二文字がいやでも頭に浮かびますからね。お酒を準備したりテーブルを整えたりと当日はソワソワしていたみたいです。たぶん両親も妹が結婚していないことを心配していたでしょうから、これで心配の種が一つ減ったはず。↑のイラストみたいな感じじゃなくて和気あいあいとした話し合いだったようですし。僕という巨大な重荷が残っているので心の負担はそんなに変わっていないかもしれませんが…。

日曜日は日課の運動は基本的には休みにしています。なので普通にしていれば物音をたてずにすむのでそこはたすかりました。いつものルーティンを変えるとストレスがかかるので。しかしストレッチだけは毎日しているのでなんとか音をたてないように気をつけながら行いました。ただでさえ僕の部屋は床がきしむポイントがいくつかあるというのに、その真下の部屋で話し合いが行われているのだから重心移動にドキドキが止まらなかった。二度ほど「ギィッ」ときしんだ音が鳴ってしまいましたが許容範囲でしょう。会話が一瞬止まったように思えたのは気のせいなはず。
いつも僕が入浴する時間に話し合いが終わっていなかった場合いつも通りの行動をすべきか帰宅を待つべきか…と真剣に考えていましたが要らぬ心配だったみたいです。おそらく僕と鉢合わせしないように時間を調整してくれていたのだと思います。僕の入浴時にはいつも通りの日常に戻っていました。まぁそうでなかったら帰宅するまで待つことになっていたかな。やっぱり知らない人間に会うのは怖いですからね。

しかしここまでして話が流れるとかさすがにないよね?もう同棲もしているみたいだし。あれかな?式を挙げない感じかもですね。コロナの流行中ですし。ひきこもりの身としては「おめでとう」の一言も発することはできないのだけど、このまま上手くいくことだけは祈っておこう。直接伝えることはないだろうからブログでコメントくらい残しておくか。
「俺のことで色々迷惑をかけたのだろう。たくさん恥ずかしい思いをさせてしまっていることも想像がつく。俺がいなければもっと早くに幸せになれていたのかもしれない。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。おまえももう若くはないが子供を産んで普通の家庭をつくって幸せに生きてくれることを願ってる」
こんな感じかな。最後に「結婚おめでとう」の一言も入れたいところですけど、結婚が確定しているのかどうか僕には知るすべがないので。なんにせよ情けない兄の存在は忘れて幸せになってくれればそれで良い。両親もだろうけれど、僕にとっても心配の種が一つ減った。
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