大麻の合法化の是非について少し考えてみました

2020年9月10日木曜日

芸能 時事

俳優の伊勢谷友介さんが大麻所持で逮捕されました。正直なところ驚きはあまりないです。偏見になりますが芸能界はそういう薬物との距離が近い業界だというイメージがありますから。


今回逮捕された伊勢谷友介さんは大麻使用の情報があり2,3年ほどマークされていたみたいです。こういうところは有名人の特権のような気がします。一般人なら情報があった時点で家宅捜索とかされるでしょうし。元週刊文春の記者が20年前から大麻常習者として知られていたとコメントしているのは驚きです。もうタバコ感覚なんでしょうね。


別に薬物をやっているからといってその人の人間性を否定するようなことはありません。最初は魔が差して薬物に手を出してやめられなくなったという人がほとんどでしょう。


伊勢谷友介さんはボランティア活動をしたり高校を設立したりと俳優業以外にも多岐にわたって活躍されている方のようです。なかなかできることではないと思います。そのような素晴らしい方でも薬物に手を出してしまうという事実。


薬物依存イラスト


こうして社会的地位のあるひとが薬物で逮捕されるニュースをみるたびに薬物の依存性の怖さを認識させられます。ただ大麻はタバコや酒より危険じゃない!と主張するひとが増えているようです。元女優の高樹沙耶さんなどは頻繁に大麻合法化を訴えています。大麻に対する愛が凄いです。でも高樹さんが訴えるたびに感じるのは大麻の依存性の高さです。そんなに大麻を使用したいんだなぁと。高樹さんは僕が好きだったドラマ「お金がない!」に出演されていたんですよね…。見たことのないひとにはおススメです!


大麻に関して個人的にはこうして逮捕者が出る以上やっぱり依存性があるんだなぁ…といった感想を抱きます。法律で禁止されているものを使用してしまう時点で欲求をコントロールできていないのでしょうから。ただタバコや酒にも依存性があります。本当に大麻は危険なのか気になったので少し調べてみました。


調べてみると大麻肯定派もあれば否定派もある。こういうハッキリしないパターンは苦手です。信頼度が高いかどうかはわかりませんが厚生労働省のホームページ内にあった大麻に関するページのリンクを下記に貼っておきます。


今、大麻が危ない! (厚生労働省)


↑のリンクページ内で大麻乱用による心身への影響として情緒不安定、知的機能の低下、無動機症候群(なにもやる気がおきない)…といくつか症状の例があげられています。う~ん、ひきこもりにも当てはまりそうな症状ですね。まぁひきこもりは幻覚とかはみないですけど。五感が冴え渡るような効果もあるようなので、そういうポジティブな効果を求めて使用するのでしょうね。以下のような記事もありました。



大麻には100種類以上の成分があるようですがメインはTHCCBDという成分なようです。それぞれのポジティブな効果としてTHCは薬物で有名なハイになるというもの。CBDは逆にリラックス効果があるようです。ネガティブな効果としてはTHCは依存性があり脳や精神に影響がある。CBDについては多少の副作用が確認されているようですが問題視するほどのものではないようです(安全性が保障されているわけではありません)。


以下にCBDとTHCの違いがまとめられたサイトのリンクを貼っておきます。



しかし大麻が男性の不妊症の原因になるのはマズイですね。ただでさえ少子化が深刻な問題になっているというのに。他の強い薬物への入り口になるのも問題です。僕は違法薬物を使用したことがありませんが大麻を使用したら他の薬物も使用したくなる…というのはよくわかります。人間ってそういうものです。少し興味を引いたのが大麻の使用によってタバコを吸い始めてニコチン依存になるということ。そういうパターンもあるんだな。大麻を使用するひとは合法なタバコを先に吸っていそうなものですけど。


ちなみに日本ではTHCは全面的に禁止ですがCBDは規制対象になっていないようです。実際にCBD入りのアロマオイルやエナジードリンクが発売されているみたいですね。まぁ大麻を欲しているひとの多くはTHC成分の方を求めているのだろうから微妙な感じなのかな?


ただ注意点としてCBD入りの製品の中には少量ですがTHCが含有されている場合があるようです。危ないですね。知らないうちに依存してしまうのかな?以下の厚労省サイトページにてTHC含有が確認された製品の紹介がされていました。


大麻成分THCを含有する製品について (厚労省)


まぁ少量で依存したりはしないと思いますが。でも大麻に飢えているひとはあえて↑のTHCを含有している商品を選んで購入していそう…。


そういえば今回調べてみてわかったのですが、日本では医療用大麻も規制されているらしいです。そこは素直に驚きです。医療用のものは普通に認められていると思い込んでいました。ただまだ薬としての効能がハッキリしているわけではないようです。アメリカの食品医薬品局(FDA)と麻薬取締局(DEA)は「大麻に医療価値はない」との立場をとっているようです。もし薬としてハッキリ有用だということがわかれば日本でも医療用大麻は合法化して欲しいところです。


なにを書こうとしていたのだったか…そうそう大麻は酒やタバコと比べて本当に危険なのかということを調べていたのでした。それに関して以下のような記事がありました。



↑の記事内で紹介されていましたが酒やタバコの方が大麻より有害だ!と示すデータがあるようです。正確なものかどうかは知りませんが。



色々調べてみて僕が感じたこと。大麻もタバコもそんなに変わらないんじゃないかな?どちらも人体に有害なことには変わりませんし。ただタバコの副作用は基本的には自己責任。まぁ受動喫煙の問題はありますが。しかし大麻の使用には幻覚が伴うこともあるようです。合法になればそれに関連した犯罪が増えそうで怖いですね。


大麻合法化によりアメリカの一部の州では凶悪犯罪が減少したとのデータがあります。でもそれを日本にそのまま当てはめることはできません。そもそもの犯罪の質が違うのですから。


こういった話題になると海外はこうだ!日本は遅れている!といった発言をするひとがいますがナンセンスだと思います。なんで海外の真似をしないといけないのか。もしかしたら日本の対応の方が正しいのかもしれないです。そこをちゃんと議論してはっきりとさせたうえで発言して欲しいと思っています。議論したうえで良い事なら真似すればいいです。なんでもかんでも海外の方が正しいという思い込みはどこからくるのだろう?


まぁあれですね。大麻もタバコも医療目的以外は全部禁止にするのが一番公平じゃないかな。気持ちよくなれるからと身体に害のあるものを摂取することもないでしょう。あと、いまの日本で手に入る大麻は絶対に使用しないようがよさそうです。依存性を高めるために余計なものが混ぜられている可能性が高いと。


結論。医療用大麻は効果があるなら日本でも合法化。それ以外は非合法でよし。


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