ボクシングの井上尚哉選手の次戦予定が具体的に決まってきたみたいですね。早く見たい！
本来は今年4月にラスベガスでWBO王者のカシメロ選手と3団体統一戦が行われるはずだったんですけれどね。コロナが憎い。ひきこもりなのでコロナの影響なんて全くないのですが、スポーツの試合が見れなくなっているのは本当に残念です。とくにボクシングなんて一年に何試合も見られるものじゃないのに…。
ただカシメロ選手は少しラフな感じのファイトスタイルに見えましたので、もしかしたらスッキリしないような負け方をしてしまうんじゃないか？という不安も個人的にありました。まぁベルトを失わなければまた近い内に対戦の交渉が始まるのだと思います。
上記の記事によると対戦相手の候補として有力視されているのがジェイソン・モロニー選手。日本時間で11月1日にラスベガスで対戦する計画のようです。あと二カ月ほどですね！
でも微妙な気がするなぁ。試合が見られるのは素直に嬉しいですが、対戦相手としてワクワク感が少し足りない感じがします。前回の対戦相手がノニト・ドネア選手でしたから余計に。
WBSSのトーナメントで敗退した選手を相手にするのならゾラニ・テテ選手と対戦してくれた方が面白かったかも。テテ選手は怪我で棄権したわけですし。それにカシメロ選手と井上選手の実力の差を測る相手としてもちょうど良かったと思います。
それかドネア選手ともう一度対戦となっても面白いですよね。前回の戦いは負けていてもおかしくなかったので、再戦して今度こそ完全勝利！というところを見てみたいかも。
対戦前から危険視されていたドネア選手の左フックを早いラウンドで綺麗にもらってしまいましたからね。ちなみにドネア選手のパンチ力の脅威がわかるKO集へのリンクを以下に貼っておきます。
上のリンクの動画は最後の5分40秒あたりの瞬間が衝撃です。あんなパンチをもらってよく生きていられるな…と思います。井上選手が一発で目を負傷したのも納得です。
あの後のラウンドは見ていて怖かったです。「あかん！負けてしまうっ！！」って心の中で叫んでました。
ただドネア選手が思いのほか慎重だったために井上選手がなんとか持ちこたえることができました。見ていてドネア選手は勝つ気がないのかな？もしかして井上選手にKO負けして引退したいとか？と色々と邪推してしまうくらいに慎重でした。ドネア選手は試合後に負傷した目を狙わなかった理由を正々堂々戦いたかったからだと答えています。男前ですね！
さすがは5階級制覇のレジェンド。人格者として有名なのも頷けます。男でも惚れます。
目を負傷したあとの井上選手はなんだか目の焦点が合っていないように見えて凄く怖かったです。試合を見ながら「あれ？ちゃんと見えてる？？」と凄く気になっていました。パンチを避けているし当ててもいるから見えている…のかなぁ？と不思議に思っていました。後日、右目眼窩底骨折と鼻骨骨折が発表されて納得です。明らかに目がおかしかったですからね。本当にあの状態でよく勝てたなと思います。
しかし井上選手のパンチ力の秘訣はなんなのだろう？ドネア選手はパンチ力に関しては言われているほどではなかった、とコメントを残していましたが。
井上選手陣営の話ではパンチ力に関しては弟の拓真選手の方が強いということらしいです。しかし実際は兄の尚哉選手の方がずば抜けたKO率を誇っています。やっぱりパンチを当てるタイミングが絶妙だったりするのかな。ファン・カルロス・パヤノ選手と対戦したときのワンツーがそれを象徴しているような気がします。以下にWBSSパヤノ選手との対戦動画を埋め込んでおきます。
綺麗なワンツーですよね。当時は何度も再生してチェックしました。一瞬過ぎて何が起きたのかわかりませんでしたから。ちなみにワンツーのシーンをコマ送りにしてくれていた以下の動画がわかりやすかったです。
短い時間ですが選手同士で高度な読み合いをしていることは伝わってきました。何気にパヤノ選手もジャブをもらったあとすぐに殴り返そうとしているのが凄いですよね。ただこの瞬間は井上選手自身がゾーンに入っていた…と語っているぐらいですのでやや井上選手が上回った感じでしょうか。
しかし何度見返しても飽きないですね。圧倒的なKOシーンはスカッとします！自分がやっているわけじゃないのですが…。
次の試合がいまから楽しみです。KO見られるかな？
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