ゲーム会社大手のカプコンがハッカーに機密情報を不正入手されてしまったみたいですね。外部に流出させない見返りとして11億円を要求されているみたいです。回答期限は昨日(11/11)の朝8時までだったみたいですが、どうなったのだろうか。
今回不正アクセスした犯罪集団は「RAGNAR LOCKER」を名乗る集団のようです。本当に集団なのかな。実は一人だったりして…。技能があるならハッキングしたくなる気持ちは理解できるのですよね。誰にも解けない問題があるとして、自分には解く能力があると思えば試してみたくなるのが人間ですから。ゲームをしている感覚なのでしょう。でも不正取得したデータと引き換えに金銭を要求するのは完全な犯罪行為でやりすぎです。まぁ不正アクセスの時点で犯罪ですけど…。ビットコインで要求しているらしいですが、そのへんの対策はできないのかな。マネーロンダリングできるような状況は改善していくべきだと思います。金銭を受け取る手段がなければこういうサイバー犯罪は減っていくでしょうし。世界中の国が一致団結して対策すればなんとかなりそうなものなのに…対策されると困る国が多いのだろうか。
しかし金銭を支払えば不正取得したデータは削除すると主張しているようですが…誰がその言葉を信じるのだろう。相手が犯罪者だという時点で信頼度はゼロに等しいですからね。でも大企業からすれば大した金額ではないから…という理由で一縷の望みにかけて払う企業も多いのだろうなぁ。データが削除されたかどうか知るすべがないのに。記事を書いてる最中に続報がありました。どうやらカプコンは取引に応じなかったみたいです。
匿名性の高いブラウザを使用しないと見ることのできないダークウェブ上に一部の情報が公開されてしまったようです。僕はダークウェブにアクセスしたことがないのでどんな感じかは知りませんが、危ないところらしいので興味本位でのアクセスはやめた方がいいですよ~。犯行グループは引き続き交渉に応じるように求めているようです。それにしても大阪府警に相談しているようですが…それってどうなのだろう。こういうのはもっと国際的に解決してくれる組織が必要ですよね。それとも内部の協力者を疑っているのかな?セキュリティには自信があるので協力者がいないと漏洩するわけがない!という感じで。取引には応じないのが正解だと個人的には思いますが…どうなるやら。
しかし不正アクセスできない仕組みを構築するのは難しいものなのですね。制限をし過ぎると仕事が不便になるでしょうから塩梅が厄介なのかな。最近はコロナでリモートワークが推奨されているわけですが情報漏洩のリスクが激増してそうですね。あちらを立てればこちらが立たず。コロナも第三波に突入したみたいですし、学術会議の任命問題とか繰り返し問答するくらいならコロナとサイバー犯罪についての対策でも集中議論して欲しいところです。
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