体罰とはなにか。ニュースを見る度に考えさせられますね

2020年11月8日日曜日

時事

今日は二つほど気になったニュースについて考えを書いていこうと思います。まずは熊本で小学三年生の男児が教師に蹴られて左大腿骨を骨折した件について。


始めにこのニュースを知ったときに思ったことは「なにを考えてるんだ?」という一言。ただ実際には事故的な感じで起きてしまったことかもしれない、と思いニュース記事に目を通してみると…全くそんなこともなく。起こるべくして起きた怪我。ただの傷害行為でした。


体罰禁止イラスト


運動会の練習中に他の児童に蹴りを入れるのを目撃して「他人に蹴られる痛みを分からせたかった」とのことですが、本当に何を考えているのだか。小学三年生ならそういう落ち着きのない行動をとる生徒も珍しくないはず。それを上手く導いてあげるのが教師の役目だというのに体罰指導とは。普段から同じような体罰を繰り返していたんじゃないか?と疑ってしまいます。大腿骨って太ももの大きな骨ですよね。どのように折れたのかはわかりませんが手術を受けて入院中との情報があるので、骨にヒビが入った程度ではないのでしょう。どれだけ強く蹴ったんだ…と呆れてしまいます。市の教育委員会は体罰に当たるとして処分を検討しているようですが、体罰じゃなくて刑事罰を検討すべき案件ですよね。普通に傷害罪が該当すると思います。家庭内のしつけですら体罰が法律で禁止されているくらいですし。


体罰禁止イラスト


昨今はちょっとしたことで体罰だ!と騒がれる風潮なので、教師という職業は大変な職業なんだろうなぁ…と考えることも多くなりましたが、こういった案件は体罰なんて言葉で片付けたりせずにちゃんと法的責任を負ってもらいたいところです。負傷した生徒もトラウマになったかもしれませんし、なにより足の骨折で運動会という思い出になる行事にも参加できなくなったかもしれない。しかしなんで子供に暴力を振るえるかなぁ。理解できない。


僕が小学生のときも体罰制裁的なものはありましたけれど、「しっぺ」「デコピン」「サンドイッチビンタ」と平和的(?)なものでした。罰を受けるときにどれにするか選ぶわけですが、僕的にはしっぺ一択でした。それでも痛いので怖いです。泣きだす生徒もいました。罰を受けたくないので気をつけようと思いました。いまの時代ならデコピンとかでも体罰扱いで処罰されたりするのかな?多少は痛みを伴う指導も必要だとは思うのですが。


次に気になったニュースは以下のもの。こちらも学校での出来事。



黒髪に染めるというよくある話ですね。正直これが体罰に準ずる行為といわれてもピンとこない。僕がオッサンだからかな。でも僕のときはどうだったか覚えていませんが、最近は高校に入学時点で校則を守る誓約書に署名することになるらしいです。だったら校則違反をおかしていたら指導を受けるのは仕方ないのではないかと思います。高校は義務教育ではないので、校則を守りたくなければ無理して通わなければ良いですし。あるいは事前に自分好みの校則が緩い高校をリサーチしておくべきだったのではないかと。僕が高校生のときもスプレーで黒く染められているひとはいました。卒業式のときなどは特に。ただ体罰的なものではなく「仕方ないやつだなぁ」といった雰囲気でした。眉毛を剃っていた生徒がマジックで眉毛を書かれたこともありましたね。周囲の全員がビックリするくらいにカッコよくなってました。なんで眉毛剃ってるんだ?と心底疑問に感じたことをよく覚えています。あぁいうのは生徒側も指導されることを覚悟の上でやっているところがありましたからね。いまの生徒は指導される覚悟なしに規則を破るのか…。その心理がよくわからない。なんでもかんでも体罰だ!と騒いでいたら指導を飛ばして即退学という流れになりかねない気がするのですけどね。最近は指導=体罰となりがちですが、指導=教師の優しさであるという点も忘れないようにしたいところです。


もちろん体罰は反対です。でもなんでもかんでも体罰扱いするのも反対です。

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