そこに正義はありますか?怒りをぶつける行為は暴力になりませんか?

2021年2月11日木曜日

時事 日記

森喜朗氏への批判が連日止まりませんね。辞任しろ!のコール。集団リンチ状態で気持ち悪い。柔らかい言葉で失言を批判しているひとは良いのですが、強い言葉を投げかけているひとは何なのだろう。「自分に正義があると思い込んだときに人間はどこまでも残酷になれる」という考えがありますが、まさしくその通りだと近年は実感することが多いです。

OGP画像



ポイントは自分に正義があると思い込むだけで残酷になれるところですね。自分は正義、相手は悪と決めつけて思考停止に陥ってしまう。今回の場合だと「女性差別につながる発言をする人間は悪だ!徹底的に叩かなければならない!」という妙なルールのもとに世論が動いていますけれど…真実そこに正義はありますか?僕としては森氏の発言について紹介された記事を見る限り、悪意は全く感じませんでした。メディアは切り取り報道をしていますが詳細をみると使用した言葉はともかく、配慮しながら話をしようとする意識は伝わりますし女性についても「優れている」といった言葉を使っています。しかし男女平等を合言葉に森氏を糾弾している人達の多くからは非常に多くの悪意を感じます。第三者視点で見ているとキツイ言葉で糾弾している人達の方がよっぽど醜い行為をしているように思える。少しでも女性差別につながる発言をしたひとには何をしても良い・何を言っても良いという感じで。特に海外なんかでは放送禁止用語なども飛び交って批判されているようですが…そういう行為の方が差別的だと思うの僕だけでしょうか。疑問に思い少し調べてみると似たような考えのひとがいました↓



まさかの元議員である宮崎謙介氏。記事を読んで全くその通りだと得心しました。徹底的に潰さなければならないという風潮に違和感しか覚えません。森氏が会長をしている限りオリンピックを開催すべきでないという世論やマスコミにも。僕からしてみたら森氏だってオリンピックの裏方に過ぎないと思うのですよね。あくまでもメインは選手達や応援する世界中の人々。裏方である一人の失言を取り上げてオリンピック開催の是非を問うような思考の方がおかしく思えます。「スポンサー企業の反応はこれからでしょうか?」といった圧力とも受け取られかねないツイートをする政治家の方もいました。協力してオリンピックを成功させようなんて意識は皆無です。揚げ足をとって足を引っ張ることしか考えていない。東京五輪がなくなったら死ぬかもしれない…という言葉がでるくらいに切望している選手もいるというのに。SNS等が普及してテレビ以外にも国民を扇動する手段が増えているわけですが、流されて条件反射で他人を糾弾するのではなく冷静になって本当に自分の考えなのか心に問いかけてから意見を発信すべきだと感じました。そういえば普段は同調圧力が嫌いだといったり、日本は排他的だ!国際社会を見習え!といった意見を出す著名人の人達がいますが…ダンマリですね。まぁ…いまそういう意見を発信したら大バッシングでしょうけど。


ちなみに少し関連して↓のような気になる記事がありました。



タレントのファーストサマーウイカさんがファンの方に訴えられていたようです。どうもあるファンの方を敵認定して事務所と一緒になって酷い対応をしてしまったとか。ウイカさんの事務所サイドのコメントが少ないので、実際のところどうだったのか分かりませんけど。現在報道されている内容からすると「自分は正義・相手は悪」と思いこんだ対応をしてしまった感じです。ただそのファンの方とは特別に親しくしていたという情報があるので、そのへんが対応の不味さにつながった可能性がありますね。親しいからこそ怒りが強くなってしまった、と。本当に勘違いだったのだとしたら上手く関係修復できると良いのですけど。


おわりに


正義は我にあり!と思ったときには冷静な言動を心掛けたいものだな、としみじみ思いました。たぶん僕も過去にそういうことをしているのかもしれない。ちょっと思い出せないですけど。ちなみに僕もブログでストレス発散のために愚痴ることはありますが、あくまで独り言なのでOKだと自己判断。ソフトな言葉を選んでいるつもりですし。まぁグレーな行為の気もしますが。

最新の投稿

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

ひきこもっていたらお爺さんになりました…嘘です。プロフ写真はFaceAppで老化したものです。本人はもう少しだけ若いです。
ブログ管理者は15年程ひきこもっている、長期ひきこもりのオッサンです。現在ブログは休止中。再開は未定です。 詳細なプロフィール

QooQ