15年も受験を続けるって凄いな…僕ならどこかで心折れてる

2021年3月3日水曜日

ひきこもり

やっぱり引きこもりといっても色々なパターンがありますね。気になる記事があったので感想を書きたいと思います。

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大学受験に失敗した後に二年ほど引きこもり、そのあと一念発起し医学部受験を続けているという男性の話。十五年以上も受験失敗が続いているということですが…よっぽど偏差値の高いところを志望しているのだろうか。それにしてもこれだけ長期にわたって勉強を続けていれば受かっていてもおかしくない気がする。と思い少し調べてみると…十年くらい浪人してるひとはチラホラいるみたいですね。医学部ってやっぱり難しいんだなぁ。予備校で勉強というわけでもなさそうなので、ある程度のところで学力がストップしてしまった感じなのかな。さすがに何年も集中力を維持できるとは思えないですし。ヤフコメなどでは結構辛辣なコメントが多かった印象です。それでも何もせずに引きこもっていた僕とは大違いです。目標に向かって勉強していたというだけで頭が下がる。ただ…目標設定が少し高すぎたみたいですね。


受験勉強する男


医者になれば食べていける、という思考に至った経緯は理解できます。受験に失敗して気分は地の底。二年の充電期間を経て、どうせなら高いところを目指してやろう!とヤル気を奮い立たせたのでしょう。でも入学がゴールじゃないことを考えると、数年受験に失敗した段階で進路を見直すべきだったのではないかと。医学部にこだわっていなければどこかで人生成功への道へ歩き出せていたような気がします。もしかしたら受験をすることが生き甲斐になっている感じなのかもしれないですが。相談員の方との話し合いで薬学部へ希望を変更してさらに一、二年ほど頑張るようですが…なんというかある意味メンタルが強いひとです。僕なら入学後に周囲の学生から変な目で見られるんじゃないか?とかそういうことばかり考えてしまいそう。というか間違いなくそう考えて受験をしようなんて気にならない。こういう固定観念に囚われた思考が自分を縛っていると理解しているのですが。


固定観念に囚われる猫


そういえば前々から思っていたのですが、医学部の合格ラインが高いのは何故なのだろう。カルテを書くのに英語かドイツ語を使うのだから語学力が必要になるのは分かる。論文を書くときにも必要だろうし。他の科目についても基礎学力としてあった方が良いとは思いますが…もう少し門戸を広くしても良いのではないかな。勉強はサッパリだけど手先の器用さは誰にも負けない!というひとは割といる気がする。幅広く知識・技術を身につけるのではなくて、役割を細分化してしまえばそういう人達が医療現場で活躍することも可能なはず。そうなれば医師不足で救急車がたらい回しになることもなくなるのではないかな。医師が不足していると言いながら受験で女性の点数を減点するような大学も以前はあったといいますし、医師を増やしたいのだか減らしたいのだか…。

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ひきこもっていたらお爺さんになりました…嘘です。プロフ写真はFaceAppで老化したものです。本人はもう少しだけ若いです。
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