なんだか悲しい気持ちになるニュースが多いな…

ここのところ精神的にキツくなるニュースが多いですね。小さな子供が理不尽な死をとげるというのはニュースで目にするだけで悲しくなる。亡くなったのが成人であればこんなに鬱々した気持ちにならないのだけど…なんでだろうなぁ。やっぱり生物の本能的に子供は大切にしなければいけないみたいなものがあるのかな。だとしたら子供を虐待できるひとの心理はどういうものなのだろう？知りたいような知りたくないような。

五歳男児が餓死

心が痛みます。しかし洗脳って本当にあるんですね。有名人などもそういうことで話題があがったことはありましたが…催眠術やら洗脳やらは自分が体験してみないとその存在を肯定しづらい。でも実際に被害に遭う人達がいる以上は技術的に可能なんだろうな。それでも自分の子供を餓死させるような状態に追い詰められたら洗脳が解けてもよさそうに思えますが…。いくつか情報をみるに母親の碇容疑者が母子家庭になっているのも、赤堀容疑者が旦那さんを邪魔に思い離婚させたのではないか？という推察がされていますね。もしそうだとしたら、赤堀容疑者と出会っていなければ碇容疑者は現在も家族仲良く幸せに暮らせていた可能性が高い。なんともいえない気持ちになります。

亡くなってしまった翔士郎ちゃんは胸腺が委縮していたらしいです。長期にわたる虐待や空腹で強いストレスを受けていた兆候だと。どうやら赤堀容疑者は食事制限だけでなく暴行も加えていたみたいで。なんでそんなことができるのか…。小学生の兄二人はなんとか無事だったようですが、たぶん学校の給食のおかげでギリギリ耐えられていたのだろうな。翔士朗ちゃんは亡くなる直前に十日連続で水しか与えられていなかったという話です。赤堀容疑者は弱っていく小さな子供を見てどういう気持ちだったのだろう。死ぬとは思わなかった、とか言い出したら呆れる…というより僕の目の前にいたら殴りかかっているかも。児童相談所が見守り対象にしていたということですが…なんとかならなかったのかなぁ。どうすればこういう理不尽な死がなくなるのだろう。

無理心中？

これは虐待とは違うのですが…無理心中は虐待より酷いかも。何かしら事情があったにせよ家族まで道連れにして亡くなる必要性が理解できない。親がいなければ生きていけないという時代でもないのだから施設に預けるなど他に手段はあるはず。どういう考えでそういう決断にいたってしまったのだろう。ただ最初にニュースをみたときは子供三人を道連れにして…という感じかと思ったのですが違ったようです。長男の大翔くん(養子)は病死の可能性があるようで。子供一人をあの世に送るのが忍びない…みんなで一緒にいこう、みたいな考えだったのだろうか。少し前にも娘とダム湖で無理心中を図った方がいましたが、結局のところ家族も血のつながった他人なので道連れは良くないと思う。

神宮外苑オブジェ火災

これもなぁ…実のところすっかり忘れてしまっていましたが、当時はかなりショックでした。燃えるオブジェの中で五歳の男の子が亡くなってしまうというあまりに痛ましい事故。目の前で自分の子供が苦しみ亡くなる様子を目にすることになった父親の気持ちを考えると心がズキズキと痛みます。父親も重傷を負いながら必死に助けようとしたということで、さぞ無念でしょう。あんな火災発生装置のようなオブジェを作成した元学生にやりきれない怒りもあるかもしれない。ただ事故の側面があることも理解しているだろうから、元学生に対して全ての怒りと悲しみをぶつけるわけにもいかず。なんとなく気持ちが推測できるだけに精神的にくるものがあります。

奈良公園の鹿を殺傷

これは人間じゃないのですが…同じようにショックでした。20代の男が奈良公園の鹿を斧のような刃物で切り付けて殺害した事件。公園で鹿と遊んでいたところ車に体当たりされたので腹が立ったということですが…だからといって「殺してやろう」という発想になるのが理解不能だ。しかも切り付けたのは体当たりした鹿とは関係ないメスの鹿。僕はヴィーガンではないので動物全てを傷つける一切の行為を反対！とは言いません。でも人間に慣れており信頼をして近づいてくる相手をよく攻撃できるものです。それも不意打ちで理不尽な攻撃。脳に達する傷をおった鹿は失血死してしまったようですが、なにを思いあの世に旅立っただろうか。なんで攻撃されたのか理解できなかっただろうなぁ。鹿の気持ちを想像して鬱々してきてしまいました。