何度も目にしていても記憶に定着していないことは割と多い

いや～人間の記憶って適当なところがありますよね。僕の家のトイレではドアにカレンダーが飾られているのですが、もう三月も終わろうという最近になってようやく三月のカレンダーのデザインに意識がいきました。便座に座るたびに目にしていたはずなのに、全く見た記憶がない。人間は記憶を取捨選択しているといいますから覚える価値なしと僕の脳が判断していたのでしょうね。

そういえばついこの間テレビを見ていて似たようなことがありました。女優の綾瀬はるかさんが↓のドラマ『天国と地獄』の番宣で出演していたのですが、ふと思う。あれ？こんな顔だったかな？と。正直なところ音声がなければ誰だか判断できなかったと思います。

↑の記事の画像をいま見てもご本人だと認識するのが難しいくらいです。ドラマ「JIN-仁-」の放送で何度も目にしているので顔を知っているつもりでしたが、どうやら僕の中で綾瀬はるかさんに関しては声で記憶している部分が大きかったようです。というか芸能人のひとに関しては大体そんな感じかもしれない。お笑いタレントの明石家さんまさんでさえ道端で会っても気づかない可能性が高いし。声を聞けば一発だけど。特徴的な体型だったり、コンビやトリオで一緒にいるなど顔以外で認識できる要素がないと芸能人といえど認識できないひとは多いのではないかな。まぁ僕がアホなだけかもしれないけど。毎日のようにテレビで見かけていても意外と顔の記憶は適当な感じです。

顔に興味がなくて無意識に取捨選択をしている部分なのかな？とも思いましたが違うっぽい。なぜなら亡くなった愛犬の顔も記憶が曖昧だから。愛犬の顔を覚えているのは間違いない。なのに目を閉じて細部まで思い出そうとすると上手くイメージが出てきません。というか家族の顔についても同じなので、僕の記憶の仕方がそんな感じなのでしょう。僕の小さな記憶容量のせいか、あるいは右脳を上手に使えていないのが原因か。左手で毎日字を書いていたら少しは発達するだろうか。まぁ…字を書くこと自体が引きこもってからほぼないのですけど。字を書かないから簡単な漢字すらパッと出てこないことも多くなりました。最近の子供達は授業もタブレットだったりするので心配です。やっぱり記憶するには手も動かさないと。少し気になったので記憶について調べると↓のような記事が。

色々な記憶法があるみたいです。確かに頭の良いひとは右脳の使い方が上手いと聞いたこともある。瞬間記憶的な使い方ができるひともいるとかいないとか。興味深いのは瞬間記憶的な能力を後天的に身につけることができるという点。本当だとしたら素晴らしい。でもなぁ…疑わしい思いの方が強い。もし本当にそんなことが可能ならば小学校の授業で必修にすべきなのです。そうすれば授業効率なんて大幅アップで将来的に優秀な人材がドンドン増えることになるのだから。それをしないということは…後天的に身につけられるのが本当だとしても一部の人間だけなのかな？と。でも興味があるのは確か。面倒臭がりなので練習するかは微妙ですが気が向いたらやってみよう。