他人に気を許してはいけないなぁ…と思った話

今日はテレビ番組を観た感想でも書こうかな。少し前にTverの見逃し配信で「じっくり聞いタロウ～スター近況(秘)報告～」というバラエティ番組を視聴したのですが、その内容が怖かった。今回は危ない事件に巻き込まれたひとの話を聞く回だったのですが、なんだか色々と考えさせられました。

ある住職の方の学生時代の経験なのですが、身の毛もよだつというか人間不信になるというか。なにやら偶然知り合うことになったひとが連続殺人犯だったという話。まぁそれくらいならあってもおかしくはないかな？という感じでした。隣を歩いているひとが凶悪犯罪者でも不思議はないですからね。ただ信じられなかったのは知らないうちに何度も殺されそうになっていたという事実。詳細は↓の番組内容の紹介記事に書かれています。

いくつか缶コーヒーを並べてそのうち一つを取らせる。まさかその内の一つに毒が入ってるなんて夢にも思わなかったでしょう。勝手に自分の命をbetにしたゲームに参加させられているとか悪夢過ぎる。しかも三回。最後の三回目にいたってはもう会えなくなるということで二本目(毒)をすすめて殺しにかかっていたようですが、当時学生だったお坊さんはそれも回避。その三年後に犯人は逮捕されましたが、お坊さんのあまりの運の良さっぷりに神仏を信じるようになっていたみたいです。

まぁそんなに運の良いひとをみたら神様や仏様が本当にいるのだろうか？と考えたくなるのもわかります。僕も神様とか信じていないのですが、困ったときの神頼みは結構したことがあるという都合の良い考えの持ち主。存在を信じていなくてもちょっとしたことで「もしかしたら…」と思ってしまうのが神様・仏様。そういう人間心理を利用して怪しい宗教が乱立したりするから、ますます存在を信じたくなくなるわけですけど。そんな感じで神様に対して、少しひねくれた考えを持っている僕でもこのお坊さんは守護霊的な何かに守られているんじゃないか？と考えてしまいました。普通のひとじゃなくて修業中のお坊さんだったというところが偶然だ…とスルーしづらいポイントです。

色々と考えさせられる話だったわけですが、一番考えさせられたことは他人を信用しちゃいけないのかな？ということ。友好的な感じで会話を楽しんでいる相手が自分を殺そうとしているなんて誰が考えられるのか。稀な例ではあるのでしょうけれど、そういう人間がいることも事実。そして、いまはネット社会なのでそういうひとと関わり合いになる確率は昔に比べて非常に高いはず。匿名・非匿名にかかわらず人間性をよく知らない相手を信用してはいけないなぁ…と僕の心のページに刻み込みました。