報われない努力もある…けれど必ず報われる！と思っていないとできませんよね。努力

少し気になったので今日は水泳・池江璃花子選手が先日発言した「努力は必ず報われる」という発言内容についての感想でもかこうかな。その前に…まずは池江選手の東京五輪内定を祝福したいと思います。おめでとうございます。本当にとんでもないことです。復帰してから着実にタイムを上げてきていたので可能性は感じていました。が、本当に実現するとは…。今日の自由形決勝も優勝して五輪内定しそうな勢い。努力なんて言葉では片付けられない偉業だと思います。

あまり注視した記憶がない僕でもわかるくらいに筋肉がまだ戻り切っていない様子。その状態でも優勝できたというのは元々身につけていた技術の高さが大きい感じですかね。過去にしてきた努力・復帰にむけて取り組んだ努力。全てが合わさった結果なのでしょう。池江選手が尋常でない努力をしていたことは僕のような俄かファンでも知っていること。病気が発覚する前でも特集でトレーニングの様子が放送されたりしていましたから。そんな池江選手が「努力は報われるんだなと思いました」と発言したところで、言葉の重みが違うなぁ…とただただ感服するのみ。しかし少し違った思いを抱いた方もいるようです。

陸上の藤光謙司選手が「努力の定義」について疑問を感じツイートをしたもよう。そんな言葉狩りみたいな真似をしなくても…と思いましたが、言われてみれば考えさせられる内容でもある。藤光選手も人一倍努力をしてきているだろうし、報われる努力・報われない努力の両方を経験しているからこその疑問なのでしょう。こちらはこちらで言葉に重みを感じる。

ただまぁ…あのタイミングで疑問を投げかけなくても良かったかな？とは思います。自分が頑張ってきたことが報われた！という強い感情の動きから出た言葉なので、誰か(敗者)を貶める意図などは微塵もないだろうから。池江選手は藤光選手のツイート内容を真剣に受け止めてリツイートするかたちで言葉を再発信。確かに大事な議論なのかもしれないですけれど、いまじゃない感が凄いある。ただただ喜びを噛みしめる時間で良かったはずなのに。ちなみに努力について考察が↓の記事で紹介されていました。

要は報われない努力もあるけれど、努力は必ず報われる！と信じることが大事だと。僕もその通りだと思います。なんでもかんでも頑張れば報われるわけじゃないですからね。それに僕の座右の銘は「大抵のことは為せば成る」だし。報われなくても努力が無駄になることはほとんどない。なにかしらの形でプラスに働くはず。王貞治氏などは「報われない努力があるのなら、それはまだ努力と呼べない」と厳しい発言をしていたようですが、頑張ったところで無理なものは無理ですから。空を飛ぶ努力をしたところで飛べるようになるわけでもなし(100％不可能だと断言はできませんが…)。しかし…よくよく思い出してみると僕は努力をしてきたことがないのかも。頑張ったことは勿論ある。でも何か強い想いで努力をしたことがあるか？というと微妙な気がする。頑張ることと努力することはイコールじゃないだろうからなぁ。やっぱり夢や目標を持たなくちゃダメですね、人間は。