犬が亡くなったときの思い出でも

2021年6月19日土曜日

犬との思い出 日記

気になるニュースばかりでいつまで経っても犬の記事が書けない。ということで今日こそは頭の中からニュースの情報を排除して犬のことを書こうと思います。名前がないと記事を書きづらいので便宜上、犬のことをA君と呼称することにします。A君が亡くなったときのことは僕がひきこもっていて後悔していることの一つ。

OGP画像


哀愁漂うパンダ


薄々気づいてはいたのです。なんか危なそうだな…とは。いつまで経っても小さな子供のような感じで接していたのですが、年齢的には老犬だったのだろうし。こっそり夜中に散歩に連れ出していたときにもその変化は感じ取れていました。毎回ある地点で僕の運動も兼ねて軽く坂道ダッシュをしていたのですが、ある日にA君が走れなくなっていることを知りビックリ。目を合わせて「よし。行くぞ!」と駆け出したもののA君の走りが僕の徒歩くらいのスピードになっていたのです。それから走る習慣を止めましたがA君は同じ地点で僕をチラ見して一生懸命走ろうとするので「いいから!走らなくいいから!」と必死に止めたことを覚えています。


焦る男


でもその時点ではそこまで心配はしてませんでした。普段の生活ではまだまだ元気だったので。不安になったのは咳が酷くなったときだったかな。A君は子犬の頃から興奮したりすると変な咳をすることがありましたが、ある日を境にそれが酷くなっていました。普段は人間のシャックリを止める要領で「あっ!」と驚かす感じで興奮を鎮めてあげれば止まったのに、それも効かなくてただ心配して見ていることしかできず。食べたものを吐き出すようになったのもその頃だったかも?


心配する男


その状態でも夕食時にはいつもお裾分け狙いで熱い視線を向けてきていたA君。たださすがに吐き出すと分かっていてお裾分けはできなかった。ひきこもりの僕としては親が適切な対応をしておりA君が元気になってくれるのを願うのみ。ちゃんとご飯を食べているのかどうか不安で仕方なかった。でも親に質問したくても会話がないので結局聞かずじまい。最後の方は水もあまり飲まなくなっていたような気がする。もしかしたら熱中症じゃなかろうか?と思ったことも。犬は体表に汗をかけないので霧吹きとかで水をかけてあげたいなぁ…と考えながらも、ひきこもりが霧吹きを用意できるわけもなく。2リットルのペットボトルに水を入れて凍らせてあげれば体を冷やすのに役立つかも?と思いたっても冷凍庫の空きスペースがなく断念。僕はA君の死因を知らないのでもし熱中症だったのだとしたらできることがあったはず…と後悔の念は消えてない。老衰かもですが。


後悔する男


ある日、家に誰もいない時間に一階に降りていくと犬が廊下に座り居間の方をボ~ッと眺めているのを見て「こりゃもうダメかも…」と少し感じました。なんだか記憶を焼き付けているような雰囲気があったのです。僕の夕食時にダルそうな体を無理矢理起こしてわざわざ食事風景を眺めに来るのは辛かった。座っているのもシンドイのか伏せた状態でジッと見つめてくるのが…。それでもまだまだ亡くなるはずがないと思って過ごしていました。A君が亡くなったのは日曜日。何年前だったかは忘れた…。甥っ子が来ていたので朝6時30からYoutubeを視聴させながら相手をしていたのですが、妹の部屋で寝ていたA君が妹の部屋の扉が開くとすぐに僕の部屋へ入ってくる。そして僕が甥っ子の相手をしているのを見て少し悲しそうな顔をしながら妹に連れられ一階へ。


悲しそうな犬


その後いつも通りの一日を過ごしていたのですが、どうやらA君はすでに危ない状態だったみたいで。僕が普段通りの時間に風呂に入り夕食のためキッチンに向かうと異変に気づきました。なにやらA君が寝かされている…と。気になりながらも普通に夕食をとっていると、「寝てなさい!」という母親の怒鳴り声がリビングから聞こえてくる。A君の「邪魔するな!」と言わんばかりの唸り声と共に。そして「勝手にしなさい!」と母親が怒鳴り部屋を出る。どうやら僕のところに来ようとして母親に押さえつけられていたみたいで。A君がやってくるのかな?と思いながら食事を続けていましたが…A君は来ませんでした。しばらくして戻ってきた母親が「あぁ死んじゃった…」と呟いた声が聞こえて僕も悟りました。その後、A君を抱きに行きたい気持ちを抑えて部屋に戻る。A君は僕がいつも同じ時間に一階へ降りてくることを知っていたので、最後に一目顔を見るために頑張ってくれていたのだろうか?最後の力を振り絞って立ち上がろうとして…力尽きてしまったのだろうか?いまでも色々と考えます。考えをまとめずに適当に書いているので、ちょっと長くなり過ぎました。まぁ僕があ~していれば…こ~していれば…と後悔している出来事の一つでした。

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ひきこもっていたらお爺さんになりました…嘘です。プロフ写真はFaceAppで老化したものです。本人はもう少しだけ若いです。
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