Deepfakeって面白い技術ですけれど、実際かなり怖い技術ですよね

2020年10月7日水曜日

技術 時事

最近メディアなどでディープフェイクの技術が話題にあがることがちらほらあります。ディープフェイクの悪用で日本初の逮捕者が出ましたからね。


ディープフェイクイラスト


↑の事例では女性芸能人の顔を勝手に使用してAV動画を作成して収益を得ていたようです。まぁディープフェイクのような技術があれば誰かがやりますよね。やられた方はたまったものじゃないでしょうけれど。


少し前にある女性芸能人の動画が流出したなどと話題にあがっていました。名前くらいは僕も聞いたことがあったのですが、よく知らない方だったので記事のタイトルだけ見て本文も読まずにスルーしていました。たぶんネットで検索すれば動画とかに辿りついたのだろうけれど本当に興味がありませんでしたし。どうせそっくりさんだろう?と思うだけでした。しかしSNSなどではトレンド(?)とかいうものの1位になったりするほど拡散されていたようです。それに反応する形で他の女性芸能人の方などが拡散を止めるように呼びかけたりしていましたが…ああいうのは逆効果ですよね。放っておけばそっくりさんということでしだいに落ち着いて忘れられていくことなのに。変に当事者に近しい人間が騒ぐと却って本物か?と思われるだけなので。結局あれもディープフェイクだったのかな?まぁ正直どちらでもいいのですが。


ディープフェイクイラスト


でも今後も同じような被害は増えるでしょうね。捕まらないように海外から動画を投稿したりするひとも出てくるでしょう。ディープフェイクは本当に簡単に合成できてしまうみたいなので、芸能人に限らず誰でも被害にあう可能性はあります。ネット上に自分の顔画像をアップしている人が大勢いる時代ですし。そうでなくても歩いているひとを隠し撮りすれば勝手に顔を利用できてしまいますからね。


将来的にはAV出演などに自分の顔画像を貸すだけで出演料をもらえるようになったりするのかもしれない(顔の整ったひとは)。ドラマや映画などでも素人が出演できるようになりそうですね(顔だけ)。抽選で当たった1名の顔を役者に合成して出演みたいな応募企画がある可能性大。好きな役者さんと自分の顔が一緒に映っているのを見るだけでも幸せになれる人はたくさんいますからね。


元々ディープフェイクは映画などで活用するために開発された技術です。故人を出演させたり、年老いた俳優の若い時代の顔を使用したりと。ハリーポッターのようなシリーズものの撮影を慌てる必要がなくなりそうですね。以下は有名映画のワンシーンにディープフェイクを使用した動画の解説記事リンク。



↑の動画を見ましたが全く違和感がないですね。ドクはともかくマーティにいたってはこんな顔だったかも…と思ってしまいました。他にもYoutubeなどでは色々な人が映画のワンシーンの俳優の顔を入れ替えたりした動画が投稿されていたりします。気になるひとは以下のリンク先を自分でチェックしてみてください。


映画ディープフェイク動画


ちなみに日本語で「ディープフェイク 映画」とYoutube検索すると安倍元総理の顔を使用されたものばかりヒットしました。同じチャンネルの動画ばかりでしたが左翼系のひとなのかな?


それにしても面白い技術ではありますが怖い技術でもありますね。確実に見分ける技術があるなら大丈夫なのですが、そこが確立されていないと防犯カメラが何の役にも立たなくなってしまいます。少し加工すれば冤罪が簡単に成立…近い将来ディープフェイク絡みでの冤罪事件が本当に起こりそうで怖いです。関連した新しい法律絶対必要ですね。ネットの中には理解し難い行動をとる人が一定数いますからね。投稿動画などで他人の顔を使って過激な発言をしたりする人が絶対でてく…いえ、すでに存在しているのでしたか。現在は有名人の顔が使用されるのがメインですが、一般人の顔がターゲットにされ始めるくらい蔓延したら大変なことになりそうです。早め早めに対応する為に議論を進めておいて欲しいところです。


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