あだ名の禁止というのは極端ですよね。本当にイジメを減らすことに繋がるのだろうか

2020年10月30日金曜日

時事 誹謗中傷

テレビで話題にあがっていましたが、最近の小学校ではあだ名が禁止されているところがあるようですね。どうも重大なイジメを防ぐ効果がある、と。LGBT問題にも配慮して「~くん」「~ちゃん」も禁止で基本的に「~さん」とみんなが呼ぶらしいです。


陰口の場面イラスト

どうなんだろうなぁ。別にあだ名くらいは良い気がします。確かにイジメの切っ掛けになり得るかもしれませんが、イジメが発生する本質はそこにはないと思うのですよね。むしろコミュニケーション能力を培うのに役立つんじゃないかな。まぁ僕のような引っ込み思案で内向的なタイプには当てはまらないかもしれませんが。あだ名と聞いて苦い記憶がよみがえってきました。


思い出すイラスト


あれは小学六年生で卒業文集を制作している時期のことでした。回ってきたプリントを見ると、自分のあだ名を記入する欄があったのです。僕にそんなものはありませんでした。どうしようかなぁ…と凄く悩みました。悩んだものの嘘を書くわけにもいかない(書いてもすぐにバレます)ので、自分の名字を書いて提出しました。しかし次の日、担任の先生から声を掛けられる。ちゃんと書きなさいと注意されました。僕の頭の中は疑問と焦りで一杯です。やっぱり名字じゃダメだったのかな…あだ名なんてないのにどうしよう…と。固まってしまった僕に先生は「○○くんやろうが!」と「~くん」をちゃんと書きなさいと伝えてきました。そんなの気づかないって…。わざわざ自分の名前に「~くん」付けしたことなかったですし。それくらいは先生が書き足してくれてもよさそうなものですが、卒業文集ということで生徒の自筆じゃなければダメだったのでしょうね。しかし今でも思う。あだ名がない人間に配慮した書き方をして欲しかった!!精神的ダメージを受けるから…。


涙する男


まぁ実はあだ名が全くなかったわけでもないのですけどね。当時は眉毛が薄かったので「まゆげちゃん」と揶揄って呼んでくるひとが一部いましたから。揶揄いで呼ばれたあだ名なんて文集に書く気はありませんでしたけれど。あの頃は眉毛が濃くなりたくて仕方がなかった。揶揄われなければ全く気にならなかったでしょうけれど、揶揄われれば気になってしまうものですよね。成長期にちゃんと眉毛が濃くなって良かった。


あだ名の禁止問題についてタレントの中川翔子さんが実体験も交えてコメントをしていました。



あだ名がまさかのゲロマシーン…。しかも中学生時代とは。小学生ならまだしも中学生でそんなことする人がいるのか。未だにそのときのことを乗り越えられていないとコメントしていますが、こうして公にできる時点でほとんど乗り越えられているんじゃないかな。歌・漫画・声優…と多彩な才能を発揮しているひとですから。溢れる自信で辛い過去はふっとばせそうです。酷いあだ名で呼んでいたひとも今は猛省しているかもしれません。あだ名に苦い思い出を持つ中川さんですが、あだ名禁止は反対な模様。現在は「しょこたん」という愛称で大人気ですからね。あだ名が悪いのではなくあだ名を悪用するひとが問題なので、そこに焦点を当てて改善していくべきだと考えているようです。僕もそう思います。まぁそれが簡単ではないからあだ名禁止という極端な方向へ進んでいるのでしょうけれど。


なにが良いのかは判断が難しいところですね。いっそのこと全国の小学校であだ名を一年ほど禁止してみればいいんじゃないかな。それで本当にイジメが激減するようなら、やる価値があるだろうし。変わらないようならやる価値なしと。実験的にやるのなら未来のためにはアリかな。でもなぁ…陰口とかが増えるだけな気がする。いまの時代はSNSとかもありますし…。

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