髪のセルフカット。ひきこもりには必須の技術です

髪が伸びてきたので切りました。セルフで。ひきこもりなので理容室とかには当然いきません。前髪や襟足がうっとうしかったのでスッキリ。親がいないスキを見計らってササっとすませました。

ちなみに美容室と書くべきか理容室と書くべきが悩んだので調べてみると以下のような記事が。

正直、女性客が多いのが美容室で男性客が多いのが理容室というただの名前分けと思っていましたが違ったようです。↑の記事によると明確に差があるみたいです。でもこの違いを知っている男性はあまりいないような気がする。気になる人は詳しく書かれている↑の記事を読んでみてください。

元々ひきこもる前から店に散髪に行くのは好きじゃなかったんですよね。自分の髪にこだわりがある方ではなかったので、どういう感じで切ってもらいたいか説明するのが苦手でしたし。高校三年になるまではスポーツ刈り一択でした。祭りの時期になると青年団に所属している人達が坊主頭になるので、仲間と間違われて声をかけられることもあったなぁ…。坊主頭じゃなくてスポーツ刈りなのに。

スポーツ刈りのときは説明する必要がなかったので楽だったのですが、スポーツ刈りを卒業したあとは大変でした。切り方を聞かれてもさっぱりわからないんですよね。とりあえず「全体的に短めに！」という感じで頼んでいましたけど。理容師の方は髪を切りながらこれくらいで良いですか？と聞いてくれるのですが僕は頷くのみ。どれくらいが良いのか自分でわかっていないのだから頷くしかないんですよね。何度か髪を切りに通っているうちに少しくらいは注文をつけられるようになりましたけど。「おまかせ」という注文方法があれば楽なのに…と何度も思っていました。実際のところ「おまかせで！」といえばやってくれたのでしょうけれど、ハッキリとメニュー表とかに書いておいてくれないと口にだすことはできない。内向的でコミュ障な人間にはハードルが高すぎる…。一言注文すればあとは何も喋らずにすむメニュー表を店の前に出しておいてくれれば…内向的な人間が集まる店になるだろうなぁ。

そんな内向的な僕がセルフカットをやりたくなるのは当然の流れともいえます。コンビニでバイトしているときにたまたまセルフカット用のハサミが売っているのが目に入りこれだっ！と思いました。

それで自分で切ってみたり家族に切ってもらったりすることで理容室に行く機会は減りました。たまに理容室か美容室で切って整えていましたけど。自分で適当に切るのとプロが切るのは全然違いますからね。

ひきこもってからは基本的に家族に頼めずに自分で切るばかり。だから後ろ髪が変になりやすい。以前は家の洗面台が一面鏡だったので全く後ろ髪が見えずに勘だけを頼りにハサミをいれていました。ただ数年前に三面鏡に変わったことで多少は後ろ髪を見ながら髪を切れるようになってずいぶん楽に。とはいえ切りづらいことには変わりませんけど。後ろ髪だと縦にハサミをいれたくても難しいのです。横にハサミを入れてしまって変になることも多かったです。バリカンも買っておけば良かった…。

ちなみにひきこもってから自分で髪をカットしているわけですが技術的な進歩はほとんどありません。なぜならあまり調べたりしないから。髪を切り終わってからどうやったら良かったんだろう？と思うことはありますが、すでに髪を切り終わっているので調べたりしないことがほとんどなんですよね。外に出ないのでそこまで気にしなくてもいいか…という思いもありますし。

今回記事を書くにあたって調べてみると少し興味深い記事が出てきました。

セルフカットを勧める記事や動画が多いなか安易なセルフカットに警鐘を鳴らす記事ですね。まぁ実際に自分でハサミをいれてみればわかりますが難しいですからね。動画などのように簡単にはいきません。利き手でハサミを持っている以上は切りづらい箇所がどうしても出てきますので。自分の耳や指を切らずにすめば御の字くらいの意識で僕はハサミをいれています。↑の記事にも書かれていますが普通の人はセルフカットは前髪くらいにした方が良いかもしれませんね。高機能なバリカンを持っている男性なら後ろ髪やサイドも大丈夫でしょうけれど。

僕のようなガチのひきこもりの人だとセルフカットをするか伸ばし放題にするかの二択になる人が多いでしょう。そういうセルフカットせざるを得ないひとへのアドバイスとしてはハサミは横に入れない、そして少しずつ切ることですかね。セルフカットは上手く切ることではなく、いかに失敗しないように切るか？というところが焦点になります。失敗しても誤魔化せる程度に髪の長さを残しておけば心の安定も保てます。

しかし…ひきこもりだからといって伸ばし放題の人とかいるのだろうか？もしいるとしたら思い切ってセルフカットしてみると頭が軽くなってストレスが軽減するかも。