ひきこもりの僕の小学二年生時代

2020年7月11日土曜日

小学生 日記 不登校

小学一年生の時の記憶ですが…ないんですよね。私生活ではあるのかもしれませんが、一年生の時の学校生活で印象に残った出来事はなかったのかもしれません。姉に「中」という漢字を見せられ習っていないのに読んで驚かれた事があったのですが、あれは幼稚園の時だったような気もしますし。

小学二年生の時は印象に残っている出来事があります。それは掛け算です。九九を習ったのが小学二年生だったと思うのですが、この時、僕に危機が訪れました。九九を覚えているか確認する為に、先生の前で一人一人発表しにいくということになったのです。みんなが我先にと廊下に列をなしているのを横目に、僕の心は焦りでいっぱいになっていました。九九なんて覚えていなかったからです。僕は頭が悪く、先生の話もちゃんと聞けていない子供でした。九九なんてどうやって覚えたらいいのかわからず、焦って泣きそうになっている僕に手を差し伸べてくれたのがK君でした。こうやったら覚えられるよ・・・と九九の覚え方を教えてくれたのです。そして、言われた通りにやってみると本当に覚えることができたのです。今でも感謝しているよ!ありがとう!K君!
まぁK君に教えられて覚えられたという事は、先生の話をまったく聞いていなかった…という事に他ならないわけですが。

一年生か二年生か記憶が曖昧ですが、身長だか体重の重さだかでクラスで一番になれなかったという事でY君と取っ組み合いの喧嘩をしたような記憶もありますし、本当に問題の多い子供だったんでしょうね。大人になってひきこもる以前に一度だけ不登校をしたことがあります。それが小学二年生の時です。本当にくだらない理由で不登校になりました。水泳の授業で、プールに入る前にシャワーをざっと浴びるわけですが、指で腕をこすったら垢がポロポロでてきたのです。ちゃんと体を洗わない子供だったのでしょうね。誰に見られたわけでもないですが、ショックと恥ずかしさで一杯になりました。そして、次の日から不登校になりました。プールの授業があるから行きたくないと思ったわけです。体をしっかり洗えば解決することなのですが、そんな考えには至らなかったのでしょう。親にもイジメられているのか?などと学校に行きたくないわけを聞かれましたが、恥ずかしい理由だったので黙秘を貫きました。
心は弱いですが、変なところで意地を張るマインドは持ってます。ただ、長く不登校をしていた記憶がないので不登校といっても本当に短期だったんだと思います。たぶん風邪で休んだ事にでもしたんじゃないかな?まぁ時期的にもすぐに夏休みという時期でしたしね。こうして思い返してみると、ひきこもりになる素養ばかりが思い出されます。

こんな事もありました。ある日、授業中に先生から職員室へプリントを取りに行くように頼まれたのです。ドアの近くの席でしたから。僕は職員室へ向かいました。そして職員室の前で立ち尽くしたのです。どうやって職員室へ入ったらいいかわからなかったのか、怖かったのか・・・教室へ戻るでもなしに、ただ立ち尽くしていた記憶があります。しばらくして戻ってくるのが遅かった為か、A君がやってきました。そしてA君と一緒にプリントを持って教室に戻ることになりました。社交性のなさを発揮しています。

学外では姉や姉の友人と遊ぶことが多かったです。あとは近所の一つ上の男の子達に混ざって遊んでもらうか、近所の年下の子と遊んだりといった感じでした。この時期は同年代の友人と遊ぶような事は、ほとんどなかった気がします。同年代だとN君と家で遊んでいる時に、母親から「もう夜遅いから帰ってもらいなさい」と小声で指示を受け、必死になって説得した記憶はあります。N君は帰りたくないと断固拒否の姿勢で、僕は泣きながら帰ってよ!と叫ぶ状態でしたね。もしかしたら、もっと小学二年以前の記憶かもしれませんが・・・。

他には、思い出すと少し気持ち悪くなるような奇行もありました。その辺の道路に落ちている小石を食べたのです。一つ上のT君と遊んでいる時でしたが、なんとなくできる気がして飲み込んでしまったんですよね。そして小石を食べた事を信じてくれないT君に証明する為に、目の前で食べてみせました。そうすると慌てて母親の元に連れていかれて小石を食べたことを報告され怒られることになりましたが。今考えてみると、犬のおしっことかで汚れていたかもしれないし…そうでなくても不衛生極まりないものを口にしてしまったなぁと後悔しきりです。T君と遊んでいる時にはトイレを我慢できずに草むらで野糞をしたりもしましたし、迷惑をいっぱいかけました。山で遊んでいる時に傾斜になっているところをT君が転がり落ちた時などは、T君の無事を確かめた後、内緒にするように頼んだ記憶があります。別に僕が何かしたわけではなかったのですが・・・危ない場所で遊んでいた事を怒られるのが怖かったとかかな?理由はハッキリ覚えていませんが、僕は卑怯な子供だったのだと思います。未だに心に引っ掛かりのある記憶の一つですね。

自分可愛さで怒られる事を恐れずに、もっと純粋にT君の心配をすべきだった。僕の小学校二年生の時代はこんな感じです。

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