類は友を呼ぶ…割と的を得たことわざですよね

2021年1月19日火曜日

ひきこもり 日記

僕が大学に入学して初期の頃に感じたことがあります。似た者同士集まるものなのかな?と。そう感じたのは入学して間もない頃にスポーツの授業を初めて受けたときのことです。グラウンドで整列して待っていても一向に講師の方が来ない。さすがにおかしいんじゃないか?と思うも誰も動こうとしない。仕方がないので僕が事務室に報告をしにいくことに。でも「こういうのは僕の役割じゃないんだけどなぁ…」という思いが強かったことを覚えています。高校生までなら学級委員長的なひとが率先して動く状況ですからね。僕のように没個性で周囲の動きに身を任せていた人間が動く状況ではなかったはず。だから思ったのです。同じ学部で同じ学科に入学する人間は性格まで似通うものなのかな?と。


類は友よ呼ぶ


性格が似た人間ばかり…ということはないのですが、ある程度は同じようなひともいた気がします。性格が似ているというよりは大学入学までの学校生活で担当していた役割が同じ感じなのかもしれないですね。似たような環境で育つことで同じ学力レベルに落ち着いたということだろうか。そう考えると社会に出ても同じなのかな?同じ業種・会社で働いているひとは価値観とかも似通っているとか。なんとなくそんなような気もします。


つりあった天秤


確か四回生のときにも同じような経験をしていました。僕は大学では全く勉強をせず不真面目に過ごしていたので、最後くらいは真面目に勉強しようと学科で一番厳しいと噂のゼミに所属しました。自分を追い詰めようと思って。友人からはマゾだの頭がおかしくなっただの散々な言われようでしたが…まぁ変なヤル気スイッチが入った時期だったのです。実際に厳しい研究室ではありました。日曜日などあってないようなものでしたし、毎日の進展状況の報告で精神を擦り減らす日々。いま思えばああしていれば良かった、こうしていれば良かった…と考えることは多々ありますが、当時は日々をやり過ごすことに精一杯で研究を楽しむ余裕なんてありませんでした。入学当時から真面目に勉強していれば違ったのかな?と考えないこともないですが、ゼミ所属の仲間も同じように苦労していましたから変わらなかったかも。


勉強するペンギン


話が逸れているんじゃないか?性格が似通っているとかどこに行った?と疑問に思われているでしょうか。実はひきこもりが関係してきます。ある日、ゼミ所属のA君が風邪でずいぶん長く休んでいるなぁ…と思いA君と仲の良いB君に質問してみたのです。そうして実は…と切り出されたのがひきこもっているという驚愕の事実。僕は驚いてA君の携帯に電話をして「いまならまだ大丈夫だから!本当に出て来られなくなる前に出てきた方がいい!」と伝えました。次の日にA君は青白い顔をしながらやってきましたが、凄い勇気を振り絞ってきたのがわかります。その後は何事もなく無事に卒業できて良かった。ただ…偉そうなことを口走っていた僕は現在長期ひきこもり中という…。


うなだれる男


どうも僕はひきこもる前からひきこもりに縁があったみたいです。ひきこもりやすい人間が集まっていたのかな。当時B君から数年ひきこもっている友人がいると聞かされたこともありましたし。類は友を呼ぶといいますが、こうして人生を振り返ってみると確かに当てはまるところはありますね。

最新の投稿

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

ひきこもっていたらお爺さんになりました…嘘です。プロフ写真はFaceAppで老化したものです。本人はもう少しだけ若いです。
ブログ管理者は15年程ひきこもっている、長期ひきこもりのオッサンです。現在ブログは休止中。再開は未定です。 詳細なプロフィール

QooQ