夏なので少し怖い話をしたいと思います。途中に怖めのイラストが一枚ありますので苦手な方はそっとページを閉じていただいたほうがいいかもしれません。
ある日の真夜中にリビングでTVを見ていたことがありました。その時は飼い犬も一緒でした。すると、犬が突然ダイニングの方へ向かって吠え出したのです。
真夜中なので吠えると近所迷惑になってしまう!という思いもありましたが、それよりも誰もいない暗闇に向かって吠えている事実に背筋が凍りつきました。
僕はビビりです。なので犬に静かにするように注意しつつも絶対にダイニングの方に顔を向けませんでした。見えないものが見えてしまったら困るので。犬には霊感があるという話を聞いたことがあったので余計に怖かったのです。
その後なんとか犬が吠えるのを止めさせることに成功しました。すぐにでも二階の自分の部屋へ上がり布団を頭からかぶって寝たかったです。しかし怖くて移動できそうにない僕はTVを凝視していました。ですが犬はまだダイニングの方に顔を向けたまま。気になった僕は犬の顔を覗きこみました。そして犬の瞳を見ると…
犬の瞳には映ってはいけないものが!
…なんてことはありませんでしたよ?最後の部分は作り話です。そのような状況でビビりの僕が犬の瞳を覗きこめるわけがない。まだダイニングの方へ顔を向けるほうがマシです。少し時間をおいてから足早に自分の部屋へ向かいました。心臓がドキドキでした。
犬に限らず人間に見えないものが見えている動物はいるでしょう。それが幽霊なのかは分かりませんが。この時もゴキブリとか蜘蛛がいたとかそんな話だったんだろうなぁとは思っています。頭では幽霊なんていないと思っているんですよね。頭では。犬の霊感について詳しく知りたい方は「犬には霊感がある?霊が見えたり吠えたりする理由や真相について解説」をご参照ください。
続いてもう一つ身の毛もよだつお話を。パーゴラって聞きなれない言葉だと思いますが分かるひとはどれくらいいるのか。僕はこの記事を書くにあたって調べて初めて知りました。画像を見れば分かるひとは多いと思います。
こういう感じで学校や公園などによくある植物などを絡ませて日よけにしたりする日陰棚のことです。
大学生時代のある日。僕は講義のために別棟に向かって歩いていました。別棟に向かう途中にパーゴラがあったのでそこを通っていきました。植物が多く巻き付いて日陰になっていましたし、あえて迂回する理由もありませんでした。
しかしパーゴラの中ほどまで進んだところで異変に気づき立ち止まりました。何かが足元で動いていたのです。その動いているものの正体は…
毛虫でした。それも一匹や二匹ではなく大量に。僕は嫌な予感がしました。そして恐る恐る周囲を確認してみると…上下左右で大量の毛虫がうごめいていたのです!
鳥肌がたちました。このときの僕の恐怖。想像力のある人になら伝わるだろうか。そして元に戻るか、このまま進むか悩みます。ですが中ほどまで到達していたこともあり振動を与えないよう細心の注意を払い足早に進んで地獄のパーゴラを脱出。
本当に怖かったです。上を見上げたときに口が開いてしまっていたので、そこに毛虫が落ちてきていたらトラウマものでした。まぁパーゴラが少しトラウマみたいになっていますが。
次の日にパーゴラの前を通ると「毛虫注意!」の看板が立てられていました。その次の日には進入禁止のロープが。おそらく僕と同じ思いをしたひとが何人かいたのだろうな…。
僕が在籍していた学部は自然の多い場所にありましたので、毛虫が大量発生したのかもしれません。それにしても異常でしたけれど。一時期は駐車場から校舎まで歩けば必ず毛虫を踏むという状況でした。数千匹とかではなく少なくても数万匹以上いたと思います。
夏ということで実体験から少し怖い話を書いてみました。毛虫の話は怖いの方向性が少し違いましたが。幽霊のイラストはもっとポップなものにしようか悩んだのですが、せっかくなので怖めのものにしてみました。なんだか呪われそうで結構悩みました。
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