同じ家庭で育っているのに、なんで兄弟で育ち方が違うのだろう?

2020年8月8日土曜日

日記

単純な疑問です。僕の場合は姉と妹に挟まれた3人兄弟なのですが、それぞれ性格に違いがあります。まぁ男と女の違いもありますし、それはいいのです。

ただ、家庭内の習慣が身についている人間といない人間がいるのが分からないです。

僕の育った家庭では「敷居は踏んではいけない。親の頭と思いなさい」「夜に口笛を吹いてはいけない。蛇がよってくる」「夜に爪を切ってはいけない。親の死に目に会えなくなる」といった注意が子供の頃によくされていました。古い迷信みたいなものです。

今でも僕はその習慣を守っています。長期ひきこもっているから、このままいけば間違いなく親の死に目に会えるでしょうね…。うん、迷信は正しいのかもしれない。

ただ、妹や姉は普通に夜に爪を切ったりするんですよね。僕が大学生の時に初めて気づきました。最初に見たときは衝撃でした。こいつ何考えてんだ!?と心の中で叫んでました。

僕がそれほどに衝撃を受けたのには理由があります。20歳の時に友人と会話をしていて気づいたのですが、僕はある勘違いをしていたのです。

昨日(日曜日)爪を切り忘れちゃって最悪だぁ
友人
今日の夜に切ればいいだろ
?いや夜に爪を切ったらダメでしょ
友人
なんで?
なんでって…え!?夜に爪を切ってるの!?

と、こんな感じの会話です。驚きでした。僕は国民全員夜に爪を切っていないと思っていたのです。そのあと他の友人にも夜に爪を切っているのか確かめてみると…むしろ夜に爪を切っている人の方が多かったです…。お風呂上りが切りやすくていいのだとか。

カルチャーショックを受けました。いえ僕も日本人ですけどね。最初は友人にからかわれているんじゃないかと思いました。ただバイト先などでも質問したりしているうちに自分の常識が間違っていたことがわかったのです。

高校生の時は平日は出掛けるギリギリまで寝ていたので朝に爪を切る時間なんてありませんでした。なので休日しか爪を切れなかったのです。しかし休日は昼頃まで寝ていました。ひどいときは起きたら夕方なんてこともありました。だから休日に爪を切り忘れることが結構あったんですよね。

月曜日に爪を切り忘れていたことに気づいて悔しい思いをしたことが何度もありました。また一週間も我慢しなきゃならないのかぁ…という感じで。


あの苦労はなんだったのか。夜に爪のささくれが気になってハサミで削れば爪を切ったことにならない!というマイルールを生み出したあの日16時って爪を切っても大丈夫だっけ…と悩みに悩んで切らなかったあの日。する必要のない悩みの日々だったようです。

でも、それが分かったところで身についた長年の習慣は変えられなかったんですよね。夜に爪を切ろうとするのは罪悪感半端ないのです。だから爪を夜に切ったことは一度もないです。

夜に爪を切っても問題ないと理解した僕ですが、妹が夜に爪を切っているのを見るたびにイラっとしてしまいます。どうしてもやってはいけないことをしているように感じてしまうんですよね。それが他人なら何も感じないでしょうが、同じ家庭で育っているんだから家庭内のローカルルールであっても守るべきじゃないか?と考えてしまって…。


さすがに最近は少し気にならなくなってきましたが。見なかったことにするのがコツですね。

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