ひきこもりの僕の中学三年生時代(受験と学業についての主な記憶)

2020年8月1日土曜日

中学生 日記

ひきこもりの僕の中学三年生時代。たぶん人生で一番勉強していた時期じゃないかな。自主的なものではありませんでしたけど。今回は受験などを中心に書いていきます。

夏休み・冬休みとかは塾に缶詰状態でした。まぁそうでもしないと受験勉強なんて自主的にできない性格でしたので、よかったと思っています。

塾での出来事で一つ引っ掛かっていることがあります。講師の先生が窓から外を見ながら、「空が青いなぁ。青い空を見ていると落ち着くなぁ」といった発言を講義中にしたことがあったのです。僕は何とも思わなかったのですが他の生徒の子達が塾長に「あの先生が変な発言して、なんだかおかしい」と告げてしまったのです。塾長は困惑しながら「そんなに変な発言をしてた?」とみんなに質問してきました。僕は何もいえなかったんですよね。一人だけ周りと違う発言をするのは難しいです。あの講師の先生が後で注意されていたかと思うと申し訳ない気持ちです。でも、今でも分からないんですよね。あの講師の先生の何がいけなかったのか。

中学三年生になってから、ようやく社会の成績が上がりだしました。理由は忘れましたが、なんとなくテスト勉強をする気になったんですよね。そして、テスト範囲を覚えてみたら意外と90点前後をとれるようになったのです。三年生から社会の授業が歴史や地理ではなくて、新しい公民の授業だったのも大きかったですね。スタートラインがみんなと同じになりましたから。

社会の点数が大幅アップしたおかげで、学年でのテスト成績の順位も大きく上がりました。個人面談などで担任の先生に褒められていた記憶があります。基本は一夜漬けなので、たいして身についてないんですけどね…。

面談といえば、三者面談で担任の先生から言われたことで割と強く記憶に残っているものがあります。私立の志望校を決める時に、担任の先生が進める理数科じゃなく普通科を選択したんですよね。何度も理数科を薦めてきましたが、断固として僕は拒否しました。私立の受験は滑り止めでしたが…万が一、公立に落ちて理数科に通うことになるのは嫌だと考えたのです。なんとなく普通がいいと。
担任の先生としては、合格できるんだから偏差値の高い方を受験すればいいのに…という考えだったのでしょうけれど。「変な子だなぁ…」としみじみと言われました。そして、「典型的な日本人の考え方をもっているわね」と言われました。

英語の先生でしたから、そういう外国人と日本人の違いに敏感なところがあったのでしょうね。僕も自分の性格や思考は確かに典型的な日本人よりかな?と思っています。

実際の私立受験で数学は一問以外は全部解けたので理数科でも合格できていたと思います。ただ、その一問がモヤモヤしたんですよね。確か問題の意図がよく分からなかったのです。問題の書き方がおかしいのでは?と質問したいけれど、黒板には私語厳禁と書かれている…。悩んだ挙句に「解なし」と書いておきました。

後日、塾の先生とかに質問すれば良かったのですが僕はしなかったんですよね。面倒だったのか、問題を忘れていたのか。おかけで今も少しモヤっとしたものが残っています。

公立受験は成績的に結構安全めなところを受験しました。一応、中学一年の時から目指していた高校ではあったんですよね。友人に新しくて綺麗な高校だと聞いて、本当になんとなくですけど。塾の五ツ木の模擬試験なんかでは志望校はいつもそこを書いていました。模擬試験で、その高校を志望校に選んだ人の中ではいつも1位の結果だったので、あとワンランクくらいは上の高校を受験できたのかもしれません。まぁ内申書がさっぱりでしたので微妙だったかもしれませんが…。

ただ、公立受験は結構ショックだったんですよね。数学のテストで解けない問題がいくつかあったのだったかな…。なんとなく数学のテストは大丈夫だろう的な思考になっていたのでショックでした。テストが終わったあとは、落ちるんじゃないだろうか?と本気で思っていました。

結果的に、僕は合格できたんですけど、一緒に受験した友人は不合格だったので少し気まずかったです。

そういえば数学に関する出来事で、こんなことが。塾の数学の宿題で、どうしても分からない問題が一つあり悩んでいたことがありました。他の教科なら気にしないのですが、数学で解けない問題があることが嫌だった僕は全力で頭を悩ませていました。結局、問題を解くことができずに頭の中で考えながら眠ることになりました。

すると、なんと夢の中で問題を解くことができたのです!解けた瞬間に嬉しさから目が覚めました。しかし夢の中での記憶なので、すでに忘れかけている…。なんとか思い出し暗闇の中で目をつむったまま、手探りでノートとペンを取り出して問題を解くヒントを書き込んで再度寝ました。起きたくなかったので、眠気を維持する為に明かりをつけたりしたくなかったんですよね。

この経験から、夜に何かを考えながら眠ると夢の中の自分が解決してくれることがあるかもしれない…と学びました。まぁ、この時くらい真剣に悩んだことがないせいか、二度目は経験したことないですけど…。

中学三年生の時の受験など学業に関する記憶はこんな感じですかね。あぁ、そういえば塾でテストなどをするときに塾長が大きな声で「それまでっ!」と叫ぶのが苦手でした。心臓がビクッっとするんですよね。
体ごとビクついて机がガタついたこともあります。確実に、寿命が少し削られていたと思っています。

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ひきこもっていたらお爺さんになりました…嘘です。プロフ写真はFaceAppで老化したものです。本人はもう少しだけ若いです。
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